老朽化した橋梁、高架橋の撤去、架け替え工事から道路拡幅に伴う工事に至るまで、FACTは高い安全性と経済性、低騒音、
無振動を 実現する最新のリムーバルテクノロジーであらゆるニーズに応えています。  この章では、特殊な橋梁の解体作業と
これに伴う工法・技術をわかりやすく解説します。
 橋梁の解体は全体をいくつかのブロックに分割して行います。この時、壁高欄、地覆、床版の切断作業はっクレーンでつりながら行うため、ブロックごとに吊り用の孔をコアドリルで穿孔する必要があります。またワイヤーソーで切断作業を行うためにワイヤーを通す孔をコアドリルで事前に穿孔しておきます。(右図)
  ワイヤー用の孔は床版上に、吊り用の孔は橋軸直角方向における切断長の両端から橋軸方向の際に接近した位置で穿孔します。

■コアドリル 主な機能
ダイヤモンドビットの高速回転により構造物をスピーディに穿孔。
14.5mm〜600mmまで各種口径を用意し、一般の穿孔工事から テストピース作成まで幅広い用途に対応します。なお、穿孔深さは理論上無限です。
◎使用機種
(株)コンセック−SPO-10R
(株)コンセック−SPO-24R
 Step1で穿孔しておいた孔にワイヤーソーのワイヤーを通し、クレーンで吊りながら壁高欄、地覆をブロックごとに順次切断していきます。
  このワイヤーソーイングによる撤去作業には粉塵などの公害が伴わないほか、振動も発生せず、騒音も低く抑えられるなど数々の利点があります。
  現場周辺に住宅密集地を控えている場合など、近隣への配慮が必要な
ケースで迅速に作業を進める際に威力を発揮する工法です。

■ワイヤーソー 主な機能
ダイヤモンドワイヤーを巻き付け、これを循環駆動させることであらゆる形状、規模のコンクリート
構造物を切断。高所や地下、狭い場所や水中での作業も可能です。
◎使用機種
(株)コンセック−DS-10R
(株)コンセック−DSM-10V
 地覆、壁高欄の場合と同様に各ブロックをクレーンで吊り上げながら床版を横断方向にロードカッターまたはフラットソーで切断、撤去します。
  FACTは高性能で無振動・低騒音・無公害タイプのロードカッター、フラットソーを駆使し、大きなブロック単位での切断、撤去する工法を採用。
  このため大幅な工期短縮が実現できると同時に、騒音を出さないため、夜間工事の実施も可能になるなど、コスト面、環境面から大きなメリットが期待できます。

■ロードカッター 主な機能
あらゆるコンクリート床、道路床版、橋梁構造物を切断できる自走式マシン。
切削水を完全に吸い取る無公害タイプなので現場や周辺環境を汚しません。
最大切断深さは60mmです。
◎使用機種
(株)クライム−LN35SQ
(株)クライム−LN60SQ
床版をロードカッターで切断した後は、槌部分に残ったコンクリートを除去します。
この作業に当たっては様々な方法が採られますが、ごく一般的には、手斫りやハンドブレーカーを用いた斫り作業が行われます。
またコアドリルやウォータージェットで桁と床版の"縁切り"をし、クレーンで撤去するケースもあります。


■ハンドブレーカー 主な機能
コンクリート、アスファルトなどの構造物の破砕、斫りなど、比較的小規模かつ細かな作業に威力を発揮するマシンです。
◎使用機種
(株)東空−TCB-300
(株)北越工業−PDS-175S
 橋脚はコンクリート厚が大きいため、プランジカッターという特殊なマシンを
使用します。この工法ではあらかじめコアドリルで事前にパイロット孔を穿孔しておき、ここにマシン本体の回転軸をそう挿入して切断します。
 なおこの場合も各ブロックをクレーンで吊り上げた状態で作業を行います。
プランジカッターの他にもコアドリリングと膨張剤を組み合わせた「静的破壊」という工法が採用されるケースもあります。

■プランジカッター 主な機能
使用するブレードの直径以上に切り込んで厚さの大きい鉄筋コンクリート構造物を切断するマシン。パイロット孔に回転軸を挿入して使用します。切断深さは最大2mです。
◎使用機種
(株)コンセック−PCH-48V
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